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 エンジニアの経歴

(申し訳ありません。整理途中の箇所があります。また、年代説明は自身の主観です。誤記があるかもしれません)

【1978年】専門学校でソフトウェアを学ぶ。
【1979年】東京に初就職。マイクロプロセッサ搭載の振動測定コンピュータ製造に携わる。
【1981年】札幌に就職。汎用コンピュータのプログラム設計、製造、運用に携わる。アセンブラ、COBOL、FORTRAN、・・・。

【 ~ 】大型、中型、小型コンピュータと言う機種分けができ、コンピュータ製造メーカーはお客様のニーズに合わせた販売に注力。会社の規模に係らずコンピュータ導入が促進する。この頃のデータベース(DB)はOSの一部分の様相。それぞれを経験。3年間程、某コンピュータメーカにSEとして出向。異メーカ間のコンピュータシステムの移行作業やお客様担当SEとして、コンピュータ導入・運用支援に携わる。それにしても、簡易言語と言う物が幾つもあったナぁ。覚えなければならない事が山ほどあった。
【1988年】パソコン(PC)の業務利用が増加する。時代はPCと考えPC主体のシステムハウスに転職。外部記憶はFDD。ハードディスクは高価。容量20MB。今なら、信じられない。パソコンのオペレーティングシステム(OS)はハードメーカ毎に相違。MS-DOSはもっと後の事。アセンブラ、BASIC、C言語。
【1990年】ローカルエリアネットワーク(LAN)の普及が本格化。未だ、専用線で接続。PCオタク?達の間で電話線接続で「掲示板」が流行。
【1991年】業務でも電話線を用いた通信機能が実装されるようになる。昨今の通信速度の1千分の1以下。通信機能は画期的に業務改善できたので、喜ばれた。中央コンピュータ(メインフレーム)と端末(パソコン?)の形態の普及。「サーバ」と言う呼び名は未だ、薄かったと思う。
【 ~ 】この間の技術進歩は目覚しく、自己研鑽に四苦八苦。インターネット、メールが急速に普及。初めてのインターネット経験(忘れもしない、アメリカ:プレイボーイのHP)に感激!?。

某ボランタリーチェーンコンビニエンスストアのシステム開発に従事。改造、改造で、他の業務従事の合間を縫ってちまちまと5年間も携わる。ピッキングと言う言葉を知る。ストアに配送する商品を倉庫から取出す際の複雑さは凄い。これは、コンピュータでないと大変。人手でやっていた時があったとは。ガム8個、チョコ12枚と、多品目、少数量をカートに集めて詰める。そして、配送車に積込むのだが、その積込む順番は、店舗への配送順番の逆。そんな細々した作業指示リストを作んなきゃいけない。在庫管理も売上管理も多品目、少数量の集計だ。コンピュータ様々。システムが1時間、2時間も止まっちゃうと。うわっ・・・怖。

【1997年】オブジェクト指向が普及の兆し。某通信会社の電話輻輳制御システム開発に従事。DBアクセスクラス(Quasar)の設計製造を担当。C言語には自信はあったが、C++言語には戸惑う。DBはリレーショナル(RDB)が主流になる。この頃のモーニング娘。の正月公演のチケット発売日は電話がパンクするんだって。この時、JAVAは未だ普及していない。
【1998年】某都市銀行様向け大規模なシステム開発に従事。ATM相互接続の根幹を担当し、JAVA言語による設計・製造に従事。
【2000年】アプリケーションサービスプロバイダ(ASP)なるモデルが出現し、インターネットの普及に拍車がかかる。業界のパラダイムシフトを感じる。DBの重要性がより一層強くなる。お客様の使っていない夜間作業で寝ずの対応。
【2001年】携帯電話の本格的普及が始り、カーナビとの連携システム開発に従事。当時は画期的で、ニュース、ぐるナビ等の生活情報をカーナビ画面に表示させる。(旨く表示された時は感激。すごい時代になったと思う。今は普通な事!!)。
【2002年】フリーランスの「ITエンジニア」として活動を開始。 記念すべき初仕事で、大手某電子部品卸業者のグローバルな営業支援システムの設計に従事。とにかく、データのリアルタイム性を重視。DB正規性とPG構成に苦心。
【2003年】フレームワーク(FW)なるアプリケーション開発方法が注目され始める。インターネット、ブラ ウザによる業務システム開発が主流になる。過去の某C/Sシステムからの刷新に従事。(過去資産を生かしつつだが、画面は新規製造しなくては駄目。往々に してドキュメントが不完全。現状の仕様調査が大変。) その他、幾つかの新規開発プロジェクトにも参入させていただく。
【2005年】インターネットが生活に浸透。某放送局のHP作成支援システムの製造、検証支援に従事。主機能はコンテンツを審査し、日時で(番組放送日時にあわせて)自動配信する。(時間になったらHPで見れる様になる)。 凄い。 大変、興味深かった。
【2006年】某地方自治体に常駐SEとして1年半程の期間で従事。自治体窓口業務システムの刷新に際し、移行調整、運用支援。毎日、走り回っていた事を記憶。
【2008年】インターネット・ショッピングサイトの刷新に際し、バックグラウンド処理の設計に従事。流通業者との密な業務連携(舞台裏)の凄さを感じる。
この頃の通販が今の様に成長する兆しが見えた様な。現在のamazonと大手物流業者と・・、の関係がそれです。
【 ~ 】昨今の業務システムはインターネットによる利用がほぼ前提となっている。いろいろなオープンソフトウェアの流通・普及でプ ラットホームにあまり費用を掛けずシステム構築が可能となってきており、お客様のご要望機能が広範囲になり、知識・技術に関し自己研鑽の日々である。お客様の依頼により、現行システムの改修、機能追加作業に従事。幾つかのプロジェクトに参入させていただく。
【2011年】某会社様の現行システムの旧態化に伴い、サーバ機、プロダクト、アプリケーションの移行を目的に検証環境の調査・構築に従事。
【 ~ 】某自治体の選挙システム開発に係わる。投票権の有効、無効の判定は想像以上に大変です。想像できますか。
【 ~ 】某大手鉄鋼製造業社の操業、品質管理システムの設計、開発に係わる。工場の(24時間連続の)操業は止められない。どのタイミングで製品製造管理システムを入れ替えるのか。一製品の製造には多くの工程(ライン)を要するので、今現在製造中の製造品は新旧どっちのシステムで管理されるのか。

【2013年】某大手鉄道業社様 旅客窓口(旅券販売)システムのマイグレーションに携わる。旧システムをコンバート(機械変換)して新システムの構築。動作検証も機械的に行う。画面表示に係わるので、画面でのイベントを主軸に検証。検証のための検証モジュールを起こし、ただひたすらステップ実行。・・・。
【 ~ 】某大手航空運行業社旅客窓口(予約等)システムの改訂。アーキテクチャ:SOA採用の大規模システム。SOA:Service Oriented Architecture を検索してみてください。窓口業務で、あるオプションを追加する改訂。そのオプションにより得られる情報の正誤を確認するのだが、DBにどの様な設定をすれば期待の結果が得られるのか。あぁ~、でした。
【 ~ 】某大手総合建築会社様 家屋建築工程管理パッケージの改訂。現在、主流の家屋建築はプラモデルみたいに作るのを知っていました。TVコマーシャルで流れていますね。施主の要望で家屋様式が設計されるのですが、壁、窓、屋根、・・と予め用意された規格(部品?)を元に組み立てるのです。その部品は、いつ用意できて、現場(家の建てる場所)に納品できますか、と。ばらばらの部品を揃えながら、家屋を(組)立てるのです・・。その、調達と工期の管理をします。

【2014年】某大手自動車製造業社様の研究用プロトタイプの設計、製造に従事。昨今、聞えているビッグデータと称するデータを集めるとどんな活用方法があるのか。詳しくは控えますが、自動運転の制御情報にも繋がってくるのです。
【 ~ 】中古品買取サイト構築(パッケージ考案、製造)に携わる。運輸業社様の戦略ですね。昨今、おおいに流行っているインターネットでの中古品買取には運輸が必ず係わりますが「運送料」が高額になると中古品を販売したい人にとってメリットが薄れます・・。
【 ~ 】某大手量販店様向けネットスーパーのバックヤードサブシステム構築に従事。注文の品が倉庫に在庫していなかったら、店頭から持ってきます。この時の注文品を集めて揃える事を業界では「ピッキング」と言います。
【2015年】某地方自治体(大都市)用住民情報システム開発に係わる。開発部隊は相当な規模。PG製造と検証は各サブシステム毎になって、開発者は多くの会社から参入。開発のプラットフォーム、検証のプラットフォーム、データ(DB)のプラットフォームの相違に加え、検証不具合の対応版PGリリースのプラットフォーム等それぞれの用意(ステージ)が必要です。開発されたPGの管理(どのステージにデプロイするの?)が日に幾度も必要になります。各ステージ環境の設定も含め、管理に必要な人員に求められるスキルはなんなのでしょう。約半年強の期間でしたが、とっても、大変でした。ちなみにこれらの業務は「構成管理」と言います。

【2016年】某量販店事業様 マスタ管理、商品管理サブシステム構築。パッケージの改訂とプラットフォームの移行に携わる。俗に言うCASEツールを用いPGの生成を行いシステム構築を行う。画面のマイグレージョンではツール利用のルールに反した製造があり、手さぐりでの密な検証が必要。現場では予期せぬ不具合が出ると「小人さん」が悪さをしてる・・と言い、この小人さんを見つけるのに苦心。

【 ~ 】某大手組合連合会様 業務基幹 債権・債務・会計管理サブシステムの設計、製造を担当。既システムのカスタマイズが主となるが開発、稼働プラットフォーム移行も係わるため新規画面やバッチ処理構築に多くの配慮を要した。ちなみに、世のコンピュータシステムにおいて、過去システムの移行、移行を繰り返しを行った現システム規模の4割はデッドPG、デッドコードになっているとの統計があります。この帳票って本当に実際、使われているの。みたいな事。。


ながながとお読みいただき、ありがとうございました。

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